復讐少女 [賢者の石] (ページ17)

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闇の魔術に対する防衛術ページ17

ｸｨﾚﾙ「こ、この呪文はゆ、許されざる呪文と言われており、」

ﾏｸｺﾞ「先生！ウッドをお借りしてもよろしいでしょうか？」

ｸｨﾚﾙ「も、もちろん」

マクゴナガル先生の方を見るとハリーがいた

ハリーもこっちに気づいたようで小さく手を振ってくれた

私も小さく手を振る

ハリーは嬉しそうな顔をした

ちょっと手をふるだけでニコニコして、案外英雄もちょろいんだななんて思う。

ｸｨﾚﾙ「じゅ、授業を続けます、許されざる呪文は3つあ、あります、」

クィレル先生…今も貴方の後頭部にはヴォルデモートが取り憑いていているというのか。

本当なら今すぐにでもその後姿に死の呪文を当ててやりたい。

でも先生を尊敬しているからそんなことはしないよ。場合によるけど。

ｸｨﾚﾙ「MsA、服従させることが出来る呪文はな、なんでしょうか？」

早く見つけたい、早く、

ｸｨﾚﾙ「MsA！」

「あっ、すみません、もう一度お願いします…」

ｸｨﾚﾙ「ふ、服従させることの出来る呪文はな、なんでしょうか？」

「インペリオです、すみません。」

ｸｨﾚﾙ「せ、正解です、し、しっかり授業を聞くように…」

「はい。先生」

見えた未来にはスネイプ先生の話題が上がっていた。

ハリーポッターがスネイプ先生を疑っていたとして、なぜそう思ったのか。

クィレル先生とスネイプ先生の違いは、弱そうであるか否か。

それを狙ったとするならば話していた内容とも合致する。

＿＿そういえば父さんはデスイーターが来たと言っていた。

あの男はヴォルデモートの手下の可能性がある。

もしかしたら＿＿殺せるかもしれない

ヴォルデモートに関係のある人は信用しちゃいけない。

裏で繋がっているかもしれない。

その信頼のせいで殺せないなんて事になったら、たまったもんじゃない。

先生を助けられて復讐できる、最高じゃないか。

ｸｨﾚﾙ「こ、これでじゅ、授業をおわ、終わります、」

私は皆が帰ったあと教室に残って先生に声をかけた

「先生」

ｸｨﾚﾙ「ミ、MsA…」

「さっきはすみせんでした…、それで、えっと、その空いている日に、わからないところがあって質問に伺ってもいいですか？」

ｸｨﾚﾙ「え、えぇ。勉強熱心なのは、す、素晴らしいことです、予定はこちらから、お、お知らせします」

「では、また今度よろしくお願いします」

これでクィレル先生と関わりを持つことができる。