バーボンしか知らない私としつこいバーボン奮闘記【名探偵コナン】

気のせいを ページ41

今日も仕事が大変だけど


働くのは楽しいと思えると言うことはそれほど私は充実していると言うこと！それだけで心満たされる感じがする


「あ、終わりました？？」


「お久し振りです〜」


外に待っていたのはバーボンさんだった。やっぱりこの前のヤバそうな人に比べるとへっちゃらすぎるんだけど。


犯罪者臭のしない犯罪者？？みたいな？


「おや。もう僕にあれこれ言わなくなったんですね」


「この前の怖いことに比べるとバーボンさんは物凄く優しいな〜と思いましてー」


さらっと助手席までエスコートしてくれるところとかの


「そうですか。でも忘れないでください。僕は貴方がほしい我が儘な男だと言うことを」


「じゃあ帰る？」


「いえ。帰りませんが」


やっぱり居座る気だな。






「バーボンさんの方こそストーカーとかされそうだけど。」


「僕は大丈夫です。ちゃんと撒けますから」


「撒けっ……何か何でもできそうだね。」


そう言うと一瞬眉がクッと中心に寄って、本当にそう思いますか？と私の方を見ていった。


「確かにバーボンさんは危ない人かもしれない。ヤバイ人かもしれない。」


「それだけど結局は手を出さない約束を守れる人ですから」


シーン…


「やっぱり適当すぎました？」


気まずさに耐えられず問い掛けてみると下を向いて溜め息をつかれてしまった。


「…本当に貴方は僕が欲しい言葉を沢山くれる」



「すみません。聞こえないんですが…」



「気にしないでください。」

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