バーボンしか知らない私としつこいバーボン奮闘記【名探偵コナン】

相談しましょ ページ34

取り敢えずお茶し終わって上…



「あのー依頼入れてた明井なんですがー」


「おお！待ってましたよ」



毛利探偵事務所にやって来た。何かを明井くんは依頼してたみたいだね。



「ささ座ってください。」


「連れも良いですか？」


「勿論」



明井くんのとなりに座ったのは良いけどなんにも知らないからいる意味無いような気もするような…



「それで…どうでした？」


「まず此方の封筒をご覧ください」



茶封筒に入った写真を見ると女性がホテルに入っていく所を撮ったものだった。



「明井くん…これ…」



明井くんの顔を見ると眉間を押さえて悔しそうな顔をしている。


この写真の女性は正真正銘明井くんの彼女だ。あんなに明井くんのこと好きだったのに…



「薄々気がついてはいたんだ。」


「明井くんは良い人だよ。仕事頑張ってくれるし熱心だし手伝ってくれる…私はこんな素敵な人を捨てる理由がわからない。」


「風見さん…」


その後依頼料を直接置いて帰った。


帰り道、彼女の家に寄ってくると言ったので不安ながら私も後部座席からこっそり見守ることにした。



「話ってなに？悠くん」


「あのさ。浮気…してるだろ」


「してないよ？だって私悠くんのこと大好きだもん」


グルーブボックスから写真を何枚か取りだし、見せ付けた。

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