バーボンしか知らない私としつこいバーボン奮闘記【名探偵コナン】

後輩とデート(仮) ページ32

「せんぱーい！」


「あれ？明井くんじゃない」


昴に少しお世話になったのでお礼を考えながらぶらぶらーっと街中を歩いていたら後輩の明井くんと会った。


「先輩じゃなくて良いよ。プライベートなんだから。明井くんの方が年上じゃない」


「それ俺をディスってます？まぁ良い！お言葉に甘えさせてもらう！」


「てかそれより風見さんお昼まだ？まだだったら一緒にランチでもいかない？」


ナンパか。と笑いそうになったけど耐えた。偉いぞ私。


「別にいいよ。だけど誰かと待ち合わせしてたんじゃ…」


服装が明らかに何時ものラフな感じと違う。プライベートで何度か会ったことがあるけど何時もはもっとTシャツにジーパンみたいなスタイルなのに。


「いや彼女がドタキャンして途方に暮れてたら風見くん見かけてさ…何か元気出た！」


「それ私がこの年になって彼氏がいないからですか。失礼ね」


「そんな風に言った訳じゃ…」


「ふふ。わかってます。さ、何処行こうか」





「いらっしゃいませ。」


あ、海の家でみた人だ。爽やかなイケメンさん。


「風見くん？どうかしたの？」


「あ、ううん。友人に似てて…」


「え"？あんな金髪してて褐色の肌で青目の派手なイケメンが？二人も？ドッペルゲンガーじゃね」


「ご注文をお伺っても？」


ニッコォと何か凄いオーラを発したイケメンさんが注文を取りに来た。怖い。

体が反応する言葉→←熱は移る

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