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真桜side
18：30
ピーンポーン
「はーい？」
誰かが来たらしく、お母さんが出た。
「あら〜久しぶりね〜」
うきうきとしたお母さんの声が聞こえ、私が呼ばれた。
「真桜〜〜〜。龍樹君よ〜〜」
私は寝そべっていたベットから勢いよく起きた。
鏡を見て、髪の毛をさっと直す。
制服のままだけど、まあいいか。
たたたっと階段を降りる。
お母さんはもうキッチンに戻っていた。
「よ。今日はごめんな。」
下を向いて龍樹がいう。
「公園、行こ」
私はお母さんに話を聞かれたくなくて、そう誘った。
公園について、龍樹を振り返らずに私は言った。
「私の方こそごめんなさい。酷いこと言った。」
「いいよ」
そう言って、龍樹はブランコに腰かけた。
ゆらゆらと揺らす。
「俺、どうしようもないやつだよ。お前とは、違うんだ。
だけど、自分が選んだはずなのに。
今の生活にも満足しているはずなのに。
お前に釣り合う人間だったらよかったのにって思ったっんだよな」
「龍樹、、、？」
「俺、真桜が好きだ」
「本当？」
「あったりめーだろ。嘘つくかよ。」
「私もっ。私も、好き。龍樹が好き」
「マジで？」
「うん」
「俺と付き合ってくれ」
「うんっ。よろしく！」
夢のようだった。
龍樹。
大好き。
私は知らなかった。
SクラスとEクラス。その差が一体どれほどのものなのか。
龍樹がどれほどちっぽけな存在なのか。
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かぷりちお - コメントありがとうございます！亀更新ですが、完結は必ずしますので、気長に読んでくださると嬉しいです！ (2018年8月24日 2時) (
レス) id: 0810d4d9bb (このIDを非表示/違反報告)
G - 続き気になる (2018年8月22日 16時) (レス) id: cad32de435 (このIDを非表示/違反報告)
あいり - 続き書かれる予定はありますか、、、？設定が面白いので思わず読み入ってしまいました笑 (2018年8月22日 11時) (レス) id: 5cff57e74b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぷりちお | 作成日時：2018年6月27日 19時
