3話 ページ3
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トントン「絶対ちょっかい掛けに行くなよ?」
コネシマ「大丈夫やて!!あ、そこのお姉さんエラい綺麗やなぁ〜!」
トントン「ゴラァ!!」
首根っこ掴んで綺麗なお姉さんから引き離した。
お姉さん若干引き気味、顔色悪そう。
トントン「うちのが申し訳ないっ…!顔色悪そうやけど大丈夫ですか?」
ギリギリ聞き取れるかな?レベルで『大丈夫』と。
コネシマ「声張れや!」
トントン「シッマァ!!」
流石に怒鳴られてお姉さん困っていると思ってた。
なのにお姉さんは引き気味どころか笑みを浮かべてた。
トントン「ホンマにうちのがすんません!!」
「大丈夫ですよっ。私急いでいますので失礼しますね。お仕事お疲れ様です軍人様。」
トントン「すんません、失礼しました。」
ちょっと変わったお姉さんはトントンとコネシマに背を向けて立ち去っていった。
違和感を残して。
コネシマ「ん?」
トントン「どうした?」
コネシマ「俺ら今回はお忍びでの視察やろ?何であのお姉さん俺らが軍人やて分かったん?」
2人とも普通の服、
軍人と思わしき物は身につけていなかった。
トントン「また会ったらそれ聞いてみよか。」
コネシマ「せやな!!次はどこ行くんトントン!」
トントン「次は〜…_____」
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「久しぶりじゃんクソ兄貴。」
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作者名:みやま | 作成日時:2020年4月26日 6時