7人の祓い屋 (ページ6)

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４話ページ6

トド松side

インターホンがなったから僕が見に行く事にした

ちょうど外の空気を吸いたかったし特に不満はなかった

後悔するまで30秒前

ト「はーい！！青龍です！！でもすみません！！もう営業時間を過ぎてぃ…て…」

なんで僕が最後までいえなかったのかって？

だって僕の前にいたのはね…

ト「おそ松！！！！チョロ松！！！！なにしに来た！！！」

大っ嫌いな実の兄弟だったからだよ

お「おーおーそんなに威嚇しないでもー。てゆーか！！実のお兄ちゃんたちに呼び捨てはないんじゃないのー？ねぇ？………末弟？」

ゾッとした。でもこんなんでやられるわけにはいかない。

ト「なんだよ！！そっちは全く売れてないくせに！！僕達に突っかかって！！なに？嫉妬？嫉妬なの～？」

煽る。僕にはこれしかできない。

チ「あんだと？！こっちは金もなくて生活費もままならないんだよ！！！」

ト「知るかよ！！そんな事！！もう帰れよ！！！」

こんな大きな声、久しぶりに出した。

家の中からドタドタと足音が聞こえる。

十四松兄さんとカラ松兄さんかな

カラ松兄さんは変わったよな…

痛くなくなったっていうか

本当のカラ松兄さんを見せてくれるようになった

そんな感じ

十四松兄さんはずっと笑っていなくなった。

悲しい時は泣くし

怒る事もある

それが僕にはとても嬉しかった

今まで笑う以外の感情を見せなかった兄さんは

とても苦しかっただろうから

2人とも…、

独りだったから。

だから

僕が

兄さん達の

救いになると決めたんだ。

グレーゾーンだった僕がこっちに来た訳。

それはこんなにもちっぽけだったんだ。

カ「おそ松！！チョロ松！！！」

さぁ

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