1話 ページ3
『いらっしゃいませ。ご依頼でしょうか?』
無表情の女性が客に向かって語りかける。
「あぁ。今日は少し祓ってもらいたい所がある」
客はなんの躊躇も無しに依頼を告げる。
『では今日は暇なので今から行きましょうか』
「そうか…暇なんだな」
『まぁ、今時こんな《祓い屋》に来る人なんていないでしょう。』
「ははは。それもそうだな!」
『ここでしょう?』
「あぁ。そうだよ。あの一軒家に怪異が住み着いていてね」
『分かりました。では少し下がっていてください』
彼女は一度ため息を吐くとその大きな銀色の目を開いた。しかし片目は銀色では無く、紛れも無い、燃えるような赤だった。
『永久の名の下に祓わん。怪異【家食い】』
そう言うと辺りに風が起き、怪異が出てきて彼女に襲いかかって来た。
『ごめんね。1人で寂しかったね…大丈夫。貴方がいるべきところへ送ってあげるから…』
懐から淡い赤のビー玉を手に取るとこう言った。
『火葬。あるべき場所へ』
その瞬間怪異がビー玉の中にはいっていった。
『終了です。では報酬を。』
「あぁ。いつもありがとう。十万でいいかい?」
『いつもちょっと上げてもらってすみません』
「いいや。また来るよ。ありがとう。」
ありがとうございました。そう言って彼女は顔を上げた。
『また…嵐が来るかな…』
そんな独り言を呟いたのは誰も知らない。
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駄作者です!!なんかもうよく分かんないですが!!
よろしくお願いします!、
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作者名:神変 | 作成日時:2016年5月24日 17時