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狡噛「この身体が滅ぶまで、俺も戦ってやるよ。」
「...もう...あまり関わりたくない...死ぬべきじゃない人を何度も死なせた...」
無惨「そうだ、貴様は無力に打ちのめされろ。己の無力を恥じろ」
消えたい
狡噛「よく聞け。人外共」
虚「そろそろ準備を整えに行きたいのですが...一言ぐらいなら聞いてあげますよ。」
狡噛「どんなつもりで挨拶に来たかわからないが...遠慮なく云わせてもらうぜ。彼奴らも!この世界の奴らも死なせねェ!テメェらの思い通りになると思うなよ!!!」
私はまた...松陽も朧も...みんな失う...
「失いたくない...もうやめて...」
狡噛「彼奴らはもう行った。...大丈夫だ。守ってやるからな」
「ありがとう...」
この人は...なんで...
狡噛「って俺なに云って...あー...えっと...」
宜野座「狡噛!お前の今の犯罪係数が下がっていたぞ!?」
狡噛「いたのかよ!!!いや監視官だから当然か...悪い。下がってたってのは?」
宜野座「36になってたんだよ!」
狡噛「マジ?」
宜野座「マジだ!」
宜野座「元に戻ってる...だが...まさかドミネーターの故障!?」
狡噛「新品だしありえないだろ。」
常守「新品でも壊れることはありますよ?さすがに私もまだ信じれません...でも!みんなが元に戻る日は近いってことですよね!?」
狡噛「...執行官じゃなく、普通の人間にか?」
常守「はい!そしたらできる仕事もたくさんあります!皆がやりたい仕事があります!」
狡噛「そうだな...別にこのままでもいいが。これからも頼むぞ、常守監視官殿」
「...狡噛」
狡噛「あ?」
「...あり...がとう。守ってくれるなんて...云わないと思ったから...」
縢「え」
狡噛「彼奴らが嫌なだけだよ...お前は死なない。江戸の奴らも、俺たちも死なない。だから安心しろ」
「...うん」
常守「...あの、狡噛さん」
狡噛「なんだ?」
常守「その誤解のある行動は死神が」
バキッ
征陸「なんか壁破壊してきた!?」
朧「琲世セコム参上!琲世に触れるなクソ野郎ォォォ!!!」
常守「...ってこれ犯罪ですよ!?修理費とかどうするんですかァァァ!!!」
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作者名:琲世 | 作成日時:2019年10月22日 15時