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槙島「寒いだろう。着物も返そう」
「...なにか...しかけてる...」
槙島「君がそう思うなら、この着物は返さないよ。それにその思考が正しいのであれば...下着にも何か仕掛けられていると思わないかい?」
「...」
槙島「何も仕掛けていない。そんな部屋の隅にいないで...」
「なんで...なにも...やらない...」
槙島「君にはそもそも魂が存在しない。君と彼の輝きが見てみたいんだ」
「...?」
槙島「それに僕は無惨に殺されるかもしれない。王陵璃華子も飽きられれば、必ず食い殺される。」
「でも...」
槙島「無論脱出の方法はあるが、君のような素晴らしい人間を置いていくわけにはいかない。必要とあれば、君もこの部屋から出してあげよう」
わからない...もどりたい...さむい...しにそう...
槙島「君はこれまで、数々の犯罪者を救ってきたみたいだね。しかも彼らと家族として過ごすと来た」
「...」
槙島「それが君の個性に近いものだろう。...僕と王陵璃華子を変えれるか、挑戦してみるかい?そしたら君個人の美しさが見れるかもしれない」
「...すくう...できなかったら...ころす...!」
槙島「いい返事だ。」
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作者名:琲世 | 作成日時:2019年10月22日 15時