新宝島ステップは微妙に難しい。 ページ1
銀時「...おーおー、此処等も随分と...」
盟友「もうすぐで嵐の領海の毒は消えるわ。望んでいる人だけが、不眠不休で毎日毒を処理しているの。たまにご飯も差し入れているわ」
あれから何日も経ったが...無惨が動いた様子もなく、化け物も突然姿を消しているが被害はない。琲世が起きる様子も全くない
微妙な変化はある。琲世が突然歩き出すのだ
琲世「A!お前こんなところまで...!」
「...あ」
銀時「琲世...一人はキツいよな。もう少ししたら俺も帰るから...戻ってくれ。頼む」
唐栗の琲世が世話をしているが、彼奴は未だに戻らない。マリアは民衆の前に出れるぐらいに戻っているが、大外がくれた薬を飲まないと彼奴も死ぬ
よくわからない何かが、彼奴らの心臓代わりとなっているらしい
銀時「悪い、そろそろ帰るわ。」
神楽「後は私たちに任せるヨロシ!みんなを手伝ってくるアル!」
新八「ちゃんと琲世さんの面倒を見てあげてくださいね。」
銀時「おう」
もう一つ困っていることがある。
「やめて...」
銀時「...琲世!」
琲世「俺も今買い物から帰ってきたところで...酷い怪我だ...」
こいつは被害者だとみんな知っているはずなのに、加害者だと勘違いした誰かがいつも琲世を傷つけてくる。酷いときは身体を刺されている
死ね、消えろなどと悪戯書きをされることも多くなった。不幸にも琲世はそのショックが影響しているのか、言葉を発するようになってきた。
「こわい...消えたい...」
銀時「お前は此処にいてもいい。大丈夫だ」
「ごめんなさい...」
銀時「...また花畑...行くか?」
琲世は黙って頷く。あの綺麗な花畑だけが、彼奴の癒しとなっている。
琲世「...指紋を確認した。捕まえてくる」
銀時「無理すんなよ?お前が訴えられるかもだからな。」
琲世「もう警察には手を回した。」
銀時「さすが金持ちの執事...車椅子、乗れるか?」
「...」
転ぶときもあるが、自分から乗ってくれることが多くなった。万事屋で世話はできているが...本当にこれで大丈夫なのだろうか。
異三郎「おや...こんな夜遅くにどちらへ?」
銀時「花畑に。こいつが唯一癒される場所は彼処しかない」
異三郎「近頃は特定人物の居場所を特定する技術ばかり上がっている。気を付けるように」
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作者名:琲世 | 作成日時:2019年10月22日 15時