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笑聖｢...夏蓮？｣
夏蓮｢ごめん...疲れすぎて手が痺れたぁ...｣
不知｢寝起きで腰やっちまった...｣
笑聖｢うっそだろ！？三日月宗近とアドミニストレータはどっかに消えたし...一斉にというか、俺一人しか動けないじゃんか！！！｣
夏蓮｢お兄ちゃんごめんっ！でもお母さんもすごく弱ってるから、お兄ちゃん一人でも大丈夫だよ！｣
笑聖｢わかったよ...二人とも、せめて三日月宗近の行方を追ってくれ。｣
不知｢俺帰っていいですか！？｣
笑聖｢理由。｣
不知｢明日仕事！！！なんなら今から緊急来るかもしれないし！！！｣
笑聖｢...夏蓮を送ってから帰れ。無理矢理動け。以上！｣
夏蓮｢はーい！｣
三日月宗近｢...じじいの足では追い付かないか。｣
ギルガメッシュ｢貴様もあの女を追っていたのか？｣
三日月宗近｢おや...誰かな？｣
ギルガメッシュ｢雑種、貴様が先に名乗れ。｣
三日月宗近｢俺は三日月宗近。天下五剣の一つで、その中で最も美しいとされる刀だ。｣
ギルガメッシュ｢刀が人に...噂通りだ。我の名はギルガメッシュ！王である我が、直々にその実力を確かめさせてもらおう！光栄に思え！！！｣
三日月宗近｢は？｣
ギルガメッシュ｢まさか...信じてないと？｣
三日月宗近｢信じてない。貴様のような王が愚民の地を歩くか？｣
ギルガメッシュ｢なら言わせてもらおう。我からすれば、刀が人間になっている方がよっぽどおかしい！！！｣
三日月宗近｢似た者同士だな...じじいはもう疲れている。手加減はしてくれるな？｣
ギルガメッシュ｢...少しはしてやろう。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2020年9月25日 12時
