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「A...俺も戦うから...」
異人「お前はどうせ私の分身にすぎない。作られただけの偽者が意思を持つな。」
「そんな...!俺がなんのために石像を破壊したと思っている!?俺が生きるためなんだよ!!!」
異人「いいからさっさと私の力となれ。」
人形に意思を持つことは許されない?俺は俺なのに...文豪として生まれた俺は必要とされていない...
加州清光「ギリギリ間に合った、かな。」
「...き、清光!?なんでここに...!」
加州清光「俺も俺のために戦うんだよ。というか離していい?男を抱えるのは趣味じゃないから。」
「悪い...まさかこんなことになるとは...」
Aは加州清光をずっと見つめている。今まで会ったこともないんだから、品を定めるような目をして当然か____
異人「加州清光、沖田の刀か。」
加州清光「へえ、よく知ってんじゃん。」
異人「私が折った刀と同じ雰囲気がしたからな。で?その男を助けて何の得がある?所詮は人になっただけの刀のくせに...」
加州清光「だから今は意思を持てている。主のため、沖田君のために俺は戦う。」
異人「...理解者も離れたか...私は人を殺さなくてはならない。時間遡行軍とやらがそれを邪魔してくる。それはお前の仕業か?」
「違う...おそらくはアドミニストレータたちが...」
異人「また彼奴か。いつも誰かを壊して傷つけて...人の大切なものを奪ってきた女...何故生きているんだ...!?」
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作者名:琲世 | 作成日時:2020年9月25日 12時