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「お前は攘夷浪士か?」

高杉「...元な。今は全うな仕事をしている。」

「ちえっ...浪士だったら誘拐してもらおうと思ったのに。」

高杉「は?」

「男は拐われた。国に革命をもたらすための道具として、男は扱われるのだ。男は牢獄の中でロクな食事も与えられない。この地獄はまるで...ここで泊まる。その地獄がなんたるかを知りたい!」

高杉「お前みたいな変人の要望に応える奴か...最近はテロを起こす奴ら、全員俺たちが排除しているし...」

「ふむ...お前は正義の味方か。素晴らしい職業だ!裏組織として書いてもよろしいか!?」

高杉「却下。またな。」

「早いなぁ...」

高杉「...ところで...酒に一杯付き合っちゃくれねぇか?酒次第で出演も検討してやる。」

「マジで!?金ないよ!?」

高杉「奢ってやる。その代わりちょっとした地獄はあるけどな。」



紅葉「本当に助かったぞ...危うく犯罪に巻き込まれるところだった。」

高杉「本調子の俺ならすぐに見つけれる。...死んでないだろうな?」

フョードル「拳骨で軽く眠らせただけですよ。宿代食事代も全て返金させてもらいました。」

高杉「紅葉があの言葉を撤回しねェと、こいつも永遠に同じことを繰り返す。それだけは気を付けろ。」

紅葉「...仲直りできたら...気を付ける。」

.→←母が残さなかったのは、自分がいない未来。



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作者名:琲世 | 作成日時:2020年9月20日 7時

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