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守りたい、守りたい、守りたい...でも今の主は違う。俺たちの知る沖田君とは違う。
この世界は、俺たちのいた世界じゃないんだ。
加州清光「うわっ!?」
松陽「...刀剣男子...彼はレグルス・コルニアスを倒せる実力を持っている。何が迷わせているんだ...?」
響子「父、おそらくあなたの言葉で混乱しているのではないのですか?皆が私の母を救うと宣言しているのに、あなたは真逆の反応を見せた。...あなたも母を救いたいのに...」
松陽「何度も人格に押し潰されそうになりましたよ。...何度も考えて、考えて...彼女の願いを叶えることにしたんです。でも文豪である彼を消させはしません。」
響子「今回ばかりは上手くいきません!あなたは間違っています!」
でも...やっぱり守りたい。歴史を変えたいと願うのは罪なのに...
「そこまでだ!」
レグルス「...もう少しでその頭を潰せたのに。」
加州清光「...!」
「その殺意があるから止めたんだ。俺もお前の愛した女の一部だろう?聞いてくれると信じていたよ。...加州清光、お前はお前の役目を遂行しろ。俺も時間遡行軍とは手を組まないから。」
加州清光「まさか...最初から組むつもりだったのか!?」
「ああ。話してみてわかったけど、彼奴らは別の敵と組んでいた。時間遡行軍の目的は早い段階で石像を壊し、準備も整っていない俺たちを殲滅すること。それは刀剣の消滅も意味する。」
加州清光「刀剣も...消えるのか?」
「詳しい話は...外でしようか。あの店が一番落ち着くんだよ。」
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作者名:琲世 | 作成日時:2020年9月20日 7時