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来るわけがない。現実に現れるわけがない。

でも現れてくれたら...僕はもう笑われないのか?

審神者「...陰口を制するための道具に使うとか...審神者じゃねーよ。」

大和守安定「沖田くん!沖田くんなんですよね!?」

沖田「あ?...誰ですかィ。」

加州清光「加州清光と大和守安定。君が使っていた刀だよ。」

沖田「まさか...本当に...よくできたコスプレだな。」

「「コスプレじゃないけど!?」」

...いやいや、そんなまさか。加州に清光って名前もあるかもしれないし、大和守に安定もワンチャン存在しているし...

加州清光「主の命に従い、本丸から遠征したんだ!」

大和守安定「銀時さんたちがあなたに交渉してくれたはずです!」

銀時、そんな名前は多分...滅多にない。でも決めつけていいのか?

憂「ほーら、行ってあげなよ。」

審神者「...加州清光!大和守安定!」

大和守安定「...主!主だー!」

加州清光「全然会いに来ないから心配したんだぞ?普段なら帰り道のお供でお喋りしてるのにさ。」

審神者「ご、ごめん...でも本当に二人に会えるなんて嬉しいな。二次元の人だからって自分で壁を作っていたけど...すごく嬉しい。」

沖田「...こりゃあ驚いた。旦那が送ってきた写真に審神者って奴がいたんだが...そのまんまですねィ。」

チサ「これは罠じゃないみたい。話を聞いてあげよう?」

流星「きいてやれよー!」

沖田「あーもう!わかったから!!」

チサ「総悟様、そんなに怒らないの!めっ、だからね!?」

沖田「...へーい。」

審神者「...様?」

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作者名:琲世 | 作成日時:2020年9月20日 7時

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