. ページ2
ハァシリアン「システムコール!」
夏蓮「...期待はずれって言葉、知ってる?」
呪文を唱えさせるはずがない。今まではそれを許していたとしても、私はもう許したくない。
ハァシリアン「ああああああ!?は、母上っ...僕の足がぁぁ!!!」
夏蓮「......雛見沢症候群L5以上の発症を確認。あなたが作った牢獄には清水七海を拷問した跡、それぐらいしかなかった。あなたはアドミニストレータの遺体どころか遺品すら見つけていない!」
ハァシリアン「母上はいる!いつも僕を愛してくれているんだッッ!!!」
夏蓮「あなたは母の死を受け入れているのに、パニック状態になれば記憶が錯乱状態となる。もう手がつけられない。」
ハァシリアン「まだだ...僕は負けないッ!僕は母上のために戦う...愛されるために...また息子である僕を思い出すために!!」
夏蓮「さようなら、ハァシリアン。安らかに死なせてあげる。」
ハァシリアン「...母上...待って」
僕は首を切り落とされた。でも生きている。
ハァシリアン「死ぬなら......お前も道連れにしてやる!!!」
夏蓮「っぅ!?」
ハァシリアン「ヘルメスから託された生物ですよ!可愛い可愛い毒生物の触手...毒よりも辛い方法で殺してあげましょう...!」
もう母上は戻らない。それはもう諦めよう。
だがどうせ死ぬのなら...一人ぐらい道連れにしなくては...!
夏蓮「おにい...ちゃん...!」
ハァシリアン「僕が死んでも、そいつは活動し続ける...その気味の悪い生物を永遠に産み続けるロボットになるかっ...死ぬかはお前次第だ...」
夏蓮「...!」
ハァシリアン「さっさと消えてしまえ!!!死にやがれ!!!」
何度も呪いの言葉を吐き捨てる。Aが最後に産んだ赤子を消せなかったのは残念だが、一人の娘を殺せるのは奇跡だ。
夏蓮「いやっ...助けて!お兄ちゃん!!!」
笑聖「そういう設定は同人誌だけで留まっとけよ...俺の妹に手を出すな!!!クソ死人がッッ!!!」
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:琲世 | 作成日時:2020年9月20日 7時