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チサ「...織田もどっか行っちゃったね。」
「すぐ戻るよ。...肉...食べたい?」
チサ「食べたい...」
「わかった。料理してくるから暫く端の方で待っててね。」
...精神状態が不安定な今、私一人で支えるには料理をするしかない。ご飯を食えば多少は落ち着きが戻るはず...
「...ん、火がつくまで少し時間がかかるな...他のも用意しとくか。何が食べたい?」
チサ「...何ででもいい。」
落ち着きが戻ったら喧嘩確実。...別にいいや。
チサ「あのさ...私、まだ赤ちゃんの名前を決めてないの。総悟様と決めようとすると、すぐに危ない仕事が来て...だからさ...」
「万事屋に頼むといいよ。私より頼りになるでしょ?」
チサ「アンタに頼んでるのよ。暫く仕事は無理だって説得できないかな...こっちも切腹とか無理だし...」
「...そういうことなら承るよ。土方とは腐れ縁だし、こっちから手を回しておく。だから安心して赤子の名前を決めるといいよ。」
チサ「ありがとう...一緒に過ごせる時間が増えるよ...」
それこそ銀時に頼ればいいのに。何かと仲がいいし、本音も言い合える仲だ。わざわざ私なんかに頼る理由が見つからなくなってきた。
「...遅いなぁ。」
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作者名:琲世 | 作成日時:2020年8月9日 13時