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冨岡「...鬼の気配が消えたな。倒したか」
姫宮「会長〜!生きててよかったぁぁぁ!」
英智「桃李、心配かけてすまなかった...」
冨岡「何か感じたか?」
英智「...fineメンバーに限らず、この学院の生徒全員を護らなきゃと思ったよ。琲世が助けてくれた」
"その大切な人ってのは、死んでも自分を護ってくれるだろ"
以前にとある男からそう聞いた。本当にその通りだ
僕に生きてと何度も叫んだ。僕の大事な人たちが、僕を現実に戻してくれた。だから皆を護れた
冨岡「よくやった」
英智「...はい」
顔が赤くなった気がした。
明星「すっごーい!生徒会長って強いんだ!」
氷鷹「素直に尊敬する。嫌いだが」
遊木「あの鬼を相手に...すごいよ!この人歌やダンスだけじゃなく戦闘能力も高いの!?ごめん怖くなってきた!!!」
英智「偶然だよ。琲世が僕に特別な指導を行ってくれてね」
明星「...あら、やらしい」
英智「誰もアレなことは云ってないよ。」
何処からか鬼を討伐したことが学院内に広まり、嫉妬と尊敬の声が聞こえるようになった。
...そういうのは聞きたくない
英智「(甘えてみたいというのは...褒められたいというのは恥ずかしいことだろうか。)」
日々樹「英智」
英智「どうしたの?渉...」
日々樹「よく頑張りました。あなたはとてもすごい人です」
英智「あ...りがとう...」
明星「会長が照れてる!?」
銀時「ガキ共、琲世からもう一つ遺品を...げぼろしゃあ!!!」
氷鷹「...貴様ッ...」
明星「ホッケーがキレそうになっている!?誰か止めオロロロロ...」
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作者名:琲世 | 作成日時:2019年8月18日 20時