fine復活 ページ8
お守り、琲世からのプレゼント
琲世が所持していた刀は僕の手元にある。学院の許可ももらったし、できる限りずっと生徒会室に飾るつもりだ。
英智「...ああ...もう夜中だったか」
日々樹「そのようですね。こんなこともあろうかと、fineメンバーの家族には報告しました。今日は学院に泊まるとね」
英智「すまない。ありがとう」
姫宮「いーっぱい練習したんだから、疲れちゃってるでしょ?会長に歌もダンスも戻ってきてくれてよかった!」
弓弦「責任を持って、私が皆様に食事を用意します。少々お待ちください」
少し不安で、練習のときも刀を持っていた。...そういえばこの刀の名前は...
弓弦「...すみません。弁当で我慢してもらっても...」
姫宮「えー!なん」
日々樹「しっ」
二人の様子がおかしかった。弓弦は窓から何かを覗き込んでいる。校門方向に何かがあるのか
弓弦「...会長様、鬼の存在を聞いていますか?」
英智「聞いているよ。人を喰う存在だって」
弓弦「逃走ルートは此方です。学院内に鬼がいます」
日々樹「...鬼が侵入したという警告はまだ...」
弓弦「この前、一人の生徒が行方を眩ましたと聞きましたね。あの鬼の姿はその生徒と全く同じです」
恐怖で身体が震えた。その感情を押し殺して桃李を抱きしめ、琲世がくれた刀も手に持つ
弓弦「早く廊下側に!飛んできます!」
姫宮「とっ...!?」
硝子が割れ、とうとうそいつは僕らの目の前に現れた
理性を失った化け物が僕らを狙っている
日々樹「逃げますよ!!!」
太宰「鬼が出現した。」
冨岡「...では俺が行こう。」
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作者名:琲世 | 作成日時:2019年8月18日 20時