次世代の物語/銀魂 (ページ39)

今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:1,549 hit

帝国占領篇:出品されるまでページ39

成人になるまで私は買われた。かなり続いた方だった

天人なんて嫌いだ。

腹が重くなるまで毎晩何度もやられた。ナニとは云わんが、殺したいほど憎かった。幸いにも私は妊娠ができない身体だったが、その幸いは不幸へと変わる

それを知った天人たちとの回数が増えた。私を哀れに思う、何もしない奴らもいた

もしあの日、光彦様に買われなかったら...私は自殺しようと考えた

シェーヌ｢細川、侵入者の警報が鳴った。誰かが助けに来てくれたんだ｣

細川｢明智家当主より命令を下す。すぐに脱出の準備を整えよ！｣

シェーヌ｢ハッ！｣

過換気症候群

他の奴らにもやられるんじゃないか。あの女のように閉じ込められたりされるのではないか

そんな不安からこの病気になってしまったと思う。必要以上に空気を吸わないと落ち着かない。精神が安定しない。目眩がする

とにかく酸素を取り込まないと落ち着かなかった

シェーヌ｢彼奴は幸せだよな。捕まってもすぐに助けが来るんだから｣

細川｢なのに私は不幸よね。誰も助けてくれなかった...光彦様も死んでしまった｣

シェーヌ｢...この世は不公平すぎる。琲世、彼奴を殺さないと何も変わらないんじゃないか？｣

細川｢そうしましょう。あんな奴なんか消えてしまえばいいのに｣