次世代の物語/銀魂

人形使い篇:その血の力を ページ27

1ユニットずつ歌い、他はそのユニットに妨害が入らないよう、加勢したマリアからもらった魔力で防壁を張る。それでも戦いは長引くばかり

むしろ負けそうになっている

｢なんだ...この黒い塊...動けな...｣

松陽｢彼岸桜｣

敵は他人の技を使うまでに成長している

サリア｢このままだと魂が邪に...違反どころか処刑ものよ！！！最悪！！！｣

松陽｢あの人の命だ。消えろ｣

歌が彼らに力を与える

まさにその通りだ。でも彼奴らは強すぎる

リトルミル｢キシシッ｣

...死ぬ...のか？

英智｢琲世！その刀を僕に投げろ！｣

姫宮｢会長！？戻ってきて！｣

嚶塗｢ダメじゃないか。リトルミルたちの邪魔をしたら｣

優しい手だ。でも少しだけ闇がある

勘でわかった。こいつは人を殺せないが、人を傷つけるぐらいなら容易く行える

嚶塗｢笑聖のお母さんが傷つく姿は、本当に綺麗なものだね。何度も恥ずかしい思いをしてさ...夫もいるのに、他の男にやられているんだよ？｣

英智｢...退いてくれ｣

嚶塗｢君たちの前で公開処刑っていうのをやらせてあげようか。なんなら俺が君を操って、琲世に嫌がらせでも｣

英智｢退け！！！｣

嚶塗｢戦えないのに？｣

英智｢今の自分がやらなけらばいけないこと、それを見つけた。君に足止めを食らっている暇はない！｣

嚶塗｢ならやってみろ。俺が撒いた種だが、俺は処分しない。別に君らが死のうとどうでもいい。法を捨てて人を殺めれるのなら、やってみなよ｣

法を捨てて琲世を救うか、法に従い琲世を見捨てるか

英智｢...僕はその真ん中を選ぶ。法が見捨てろと云うのなら、僕は従わない。でも人間として間違った道も歩まない。僕なりに救う！君のような能筋とは違う！｣

嚶塗｢...また暴言吐かれた。笑聖、君もこのままじゃ死ぬぞ｣

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