人形使い篇:一人の侍になれているか ページ16
チサ「此方です。ついてきてください」
英智「チサさん、また誰かいませんか?」
チサ「...確かにいるわね」
彼の存在を確認した。あの小さい子供と同じように黒いフードを被った男だ
コールバーン「...あの世界線なら...確かに生きていけると思っていたのに」
チサ「邪魔するなら殺すわ。逮捕なんて緩すぎる」
コールバーン「俺たちのリトルミルを返せ...俺たちの普通の身体を返せ!!!」
フードを脱いだ男は、腕から炎を出してきた。僕らを確実に殺しに来ている
姫宮「ど、どうしよう!?」
コールバーン「この剣の餌食になれ!」
英智「水の呼吸、拾壱ノ型」
僕が皆を守る
英智「水声」
雫が一つ、落ちた音。その一瞬の間の技
コールバーン「...剣が...」
英智「どんな物でも、この技は細かく切り刻むことができる。僕が愛した異性から教えてもらった技だ」
コールバーン「戦わぬ者が戦っている...歴史の歪み...これもタイヨウのせいだというのか...!?」
英智「云ってしまえば、これはその異性のせいだよ。でも彼女は死んだ」
コールバーン「奴の罪は許されない!!!血縁者もろとも殺す...殺してやる!!!貴様らもだ!!!」
チサ「は?あんな馬鹿女興味ないし。今度殺してあげるから、どっか行きなさいよ」
コールバーン「そうさせてもらう!!」
姫宮「...殺す宣言?」
弓弦「面倒くさいことに...」
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作者名:琲世 | 作成日時:2019年8月18日 20時