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弓弦「...この針は?」
銀時「裁縫兼、自分の身を護るとき用。彼奴が前もって準備してた奴だ」
姫宮「へー。すごい準備がいいね」
英智「銀時さん、彼女のお墓は?」
銀時「彼奴の友人の場所にある。とは云っても、遺体はサソリが所持することになったけどな...見るか?綺麗な状態だ」
英智「...是非。」
死ぬときよりも美しい姿だ
銀時はふと言葉を溢した。僕にもわかる
サソリ「足の改造完了...これで全体だな」
サソリは生身の人間を完全に傀儡にした。でも人間の時と同じく綺麗な姿。
英智「...」
サソリ「動きも問題なし...そこの病弱野郎、座れ」
英智「病弱野郎って...どうしたんだい?」
サソリ「お前の病気が改善されるよう、大外に薬の作成を頼んでいた。飲め」
英智「料金は?」
サソリ「俺が払った。いいから早く飲め」
サソリに無理やり飲まされるが今のところ変化は起きていない。すぐに変化が起きたらそれはそれで恐ろしいが
サソリ「明日には効果がある。これで入院退院を繰り返すことも、なくなるだろうな」
銀時「...死体を見るのは気分が悪いか?」
英智「彼女が死んだようには思えない美しさだ。気分は悪くないよ」
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作者名:琲世 | 作成日時:2019年8月18日 20時