【ONE PIECE】レストランオパール営業中 (ページ12)

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テーブルに運ぶと、お腹が空いていたのか、グゥーと音が聞こえた

『どうぞ』

「「いただきます」」

それぞれが恐る恐るうどんをつるつるとすすると

サンジside

運ばれてきたのは、どうみても普通の肉うどん

これが世界中を虜にしたといわれるシェフの料理か？

もっとこう、派手なもんだと

まぁ御託はいい、問題は味だ

さーて

「いただきます」

うどんを箸で掴み、口に運ぶと

脳に電気ショックのような衝撃がはしる

んだこれっ！！

「くっそうめぇぜ！おいっ！！」

無我夢中でうどんにがっつく

なんだこのうどん！

初めて食ったぜ！

ナミ「ん～！モチモチのうどんが汁と絡んで美味しい！」

ロビ「焼いたお肉の旨味がスープに溶け込んで、さらにコクのある味わいになっていく

こんなおうどん初めてだわ」

ゾロ「箸がとまらねぇ！おい！おかわり！！」

ルフィ「ゾロズリィぞ！！俺もおかわりだ！！」

チョ「俺も！俺も！」

俺を含め全員があっという間に食べ終わり、ルフィやチョッパーはおかわりなんかしている
ナミさんやロビンちゃんからは絶賛の嵐だった

一段落つくと、ナミさんが訝しげに口を開く

ナミ「ねぇ貴方本当に何者？」

フラ「自慢じゃねぇが、サンジの料理で俺らも中々の食通だぜ？」

ブル「実においしかったですよ～」

Aはキッチンから出てくると、俺らを見渡す

『初めまして、俺の名前は久遠A

とある島で、とあるレストランを経営しています

名前は《レストラン・オパール》っていうんだ

ちーっと有名な店さ』

ちっ、気取りやがって

「「えぇ～！！！！」」

ルフィやウソップは知ってたが、知らなかったら俺もこいつらと同じ反応すると思う

ナミ「レ、レストラン、オパールってあの！？」

フラ「おいおい、とんだ大物じゃねぇか」

ブル「生きている内に貴方の料理を食べることができて光栄、あっ私もう死んでるんですけど
ヨッホホホホホ！！」

だよなー

レストランオパールを知らねぇのはルフィくらいなもんだ

こいつの料理を生きてる内に食えるのは１万人に１人だもんなー

それにしても、この出汁

うちのキッチンにある調味料で作ったものだよな・・・

俺も何通りも試したはずだが、どうしてこの組み合わせが見つからなかったんだ？

どうやったら、この出汁が作れるんだ