【ONE PIECE】レストランオパール営業中 (ページ13)

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使った食器を洗っていると
サンジさんが隣にきた

サン「ありがとな、昼飯

あいつら、旨そうに食ってたぜ

俺も久々にあんなうめぇうどん食わしてもらったぜ

しっかしよー・・・・・・」

フゥ～

とタバコの煙を吹く

サン「あの出汁

俺でも計算外だったぜ、あの旨さは

お前はどうやってあの出汁を思い付いたんだ？」

やっぱり、同業者なら

そこ気になるよね～

『黄金比』

サン「黄金比？」

『どんな組み合わせにも最高の割合があるでしょ？

安い調味料でも組み合わせによっては最高の味やコク、深みをだす

俺の料理は黄金比と黄金比を掛け合わした料理なんです』

サン「へぇー、それもお前の才能ってやつだよな

まっ、今度はちゃんと客としてAの店に行かしてもらうぜ」

『有難うございます、是非おまちしております』

１０年と半年間予約待ちですが

船から降りるとルフィが大きく手を振り

ルフィ「また飯食いにいくからなぁ～！！」

俺はどんどん小さくなる船をずっと眺めていた

今夜の予約は３人組のお客様

５ヶ月に一度は来店される久々のご来店だ

すると、店のドアが開いた

青「やー久々じゃないの～」

赤「相変わらず繁盛しちょるのぅ」

黄「A君、わっしはレバーね」

青「俺、ねぎまのタレね」

赤「わしゃあ、ぼんじりとつくね」

『あいよー、少々お待ちを』

三大将はカウンターの椅子に腰を下ろす

３人はメニュー表をしばらく見る

『何かお飲みになります？』

青「俺はとりあえず生かな」

赤「ワシも生」

黄「じゃあ、わっしも」

『はいよー、生３つね』

黄金に輝くビールをひんやりと冷たいグラス注ぐと、３人に運んだ

『はい、生３つ、おまちどう』

青「おー、きたきたー」

黄「それでは～、今後の平和と、お互いの武運を祈って」

「「「乾杯！！」」」

カンッと気持ちのいい音が店内に響いた

そして厨房にもぐびり、ぐびりと飲む音が聞こえてくる

青「かぁーっ！！」

青雉達は既に半分以上飲み終わっていた

赤「仕事終わりの一杯は格別じゃのう・・・」

黄「そういえば、青雉、前回頼んだ書類まだ届かないって総務部がカンカンだったよー」

青「えぇー、あーあれまだ机の上の書類の山のどっかに埋まってるかも」

ビールを飲み始めると、職場の話が盛り上がる

Aは聞き耳をたてながら、内心くすりと笑っていた