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妄想番外編「ショタな斉藤さん」 ページ21

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屯所を飛び出すと、四方に飛び散るように町へと駆け出す。

まだ吸血鬼の血が残ってる終くんに太陽を浴びせたら、最悪の場合死んでしまう。

傘の向こう側の町は日が照り付けている。


貴「終くーん!!居たら出てきて!!」


総悟の話によると、終くんがごほごほと咳をしだしたため、風に当たって喉が乾燥したのかと水を取りに行ってる間に、どこかへ行ってしまったらしい。

公園、近くの駄菓子屋を回るが一向に見付からない。

町の人達に話を聞いても、情報ひとつ入ってこない。


沖「A!!」


ふと、後ろから総悟の声が聞こえた。

振り返ると、心配そうな面持ちで話しかけてくる。


沖「まだ見付かりやせんか…?」

貴「うん、見たって人も居なくて…」

沖「っすいやせん。俺のせいで」


ギリギリと唇を噛み締める総悟。

私から、何か言ってあげたかったが、言う言葉が見付からない。

励ませば良いのか、叱れば良いのか…


貴「…大丈夫だよ、探そう」


曖昧な言葉でその場を凌ぐと、そっと手をとって走り出す。

その後も、河川敷や商店街まで足を伸ばしたがまだ居ない。

そろそろ日も暮れ始めた。

額に汗を浮かべた銀さんを見付け、駆け寄る。


銀「っ見付かんねぇ…!!」


悔しそうに言う。


貴「終くん、どこ行っちゃったのかな…」


困り果てたその時、総悟が呟いた。


沖「…終兄さんなら、人が居なくなったら何してやすかね…?」

銀「そりゃ、あれのことだから暇んなったら寝るぐれぇしか……!!」

貴「…そうだ、それだよ総悟!!」


一気に弾けた笑顔の私と銀さん。

それに比べてまだピンときてない総悟。

そのまま二人で走り出すと、総悟も眉を寄せながらついてきた。



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たろ。(プロフ) - んっ!?新八くんは!? (2022年3月7日 14時) (レス) @page23 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - Omayuさん» もはや姉御を飛び出して女王様… (( 風邪ひいてしまいましたよ…安定剤と風邪薬下さい() (2017年10月26日 16時) (レス) id: c64bf4929c (このIDを非表示/違反報告)
Omayu(プロフ) - 氷雨さん» 末期の厨二病が発令しだして…誰か安定剤を(( いやいや、貴方は姉御ですよ!?お嬢様の姉御ですよ!?女王じゃないですか(( (2017年10月24日 21時) (レス) id: fa9ac44873 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - Omayuさん» ふふふ、私は新世界の神d((殴 こ、こんな所にお嬢様が!?お、お嬢様ァァァ!(( (2017年10月24日 21時) (レス) id: c64bf4929c (このIDを非表示/違反報告)
Omayu(プロフ) - 氷雨さん» あだ名が姉御とは…主、何奴!?(( 私も、皮のパンツ履いてったら何故かあだ名がお嬢様になりましたwwなつかしいw (2017年10月24日 21時) (レス) id: fa9ac44873 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Omayu | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年9月25日 23時

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