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百七十六年目 ページ12

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神威が消えると、総悟がゆっくりと立ち上がると、服に染み込んだ血がポタポタと垂れ、思わず罪悪感に見舞われた。


貴「総悟…ごめんなさい…私のせいで」


まだ床にへたり込んだ私を見ると、ふわりと笑う。

口の端を伝っていた血の後を服の裾で拭うと、刀を握っていたため血の付かなかった綺麗な手を私に差し出す。


沖「俺に何も言わなかったのは後でちゃんと説教させていただきやす。」

貴「っ…そうじゃなくて!!総悟はもう…」


人間じゃない…そう言おうとしたが、手を取り引かれ、胸に飛び込む。

確かに鳴っている心臓の音が私の耳にこだまする。

それは確かに総悟が生きている証だったが、今の総悟は前の総悟ではない。

私を落ち着かせるように、頭を撫でる。


沖「これで、あんたと一緒になれない理由は、全部無くなりやしたよね?」


顎を引かれ、額と額を合わせられる。

コツンと音がし、目の前には無邪気な総悟の笑顔。


貴「そうご…?」

沖「吸血鬼の俺は、だめですかねィ?」


そう言った総悟に、私も笑いかけた。


貴「…うん…断る理由はもう無いかな」


額が離れ、今度は確かめるように唇が重なった。



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たろ。(プロフ) - んっ!?新八くんは!? (2022年3月7日 14時) (レス) @page23 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - Omayuさん» もはや姉御を飛び出して女王様… (( 風邪ひいてしまいましたよ…安定剤と風邪薬下さい() (2017年10月26日 16時) (レス) id: c64bf4929c (このIDを非表示/違反報告)
Omayu(プロフ) - 氷雨さん» 末期の厨二病が発令しだして…誰か安定剤を(( いやいや、貴方は姉御ですよ!?お嬢様の姉御ですよ!?女王じゃないですか(( (2017年10月24日 21時) (レス) id: fa9ac44873 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - Omayuさん» ふふふ、私は新世界の神d((殴 こ、こんな所にお嬢様が!?お、お嬢様ァァァ!(( (2017年10月24日 21時) (レス) id: c64bf4929c (このIDを非表示/違反報告)
Omayu(プロフ) - 氷雨さん» あだ名が姉御とは…主、何奴!?(( 私も、皮のパンツ履いてったら何故かあだ名がお嬢様になりましたwwなつかしいw (2017年10月24日 21時) (レス) id: fa9ac44873 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Omayu | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年9月25日 23時

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