BE THERE vol.2

ボルト＆ナット-EH ページ45

YS「美味そうなもの食ってるな、お前たち＾＾」


グッドタイミング！って感じの手土産とともに帰ってきたｲｪｿﾝﾋｮﾝ。
どこかぽかーんとした顔で、座りながらﾋｮﾝを見上げているｷｭﾋｮﾝに顔を近付けていた。
いや、正確にはｷｭﾋｮﾝが手にしている〜イチゴアイスに。


マンネはものすごーく嫌そうな表情になって(笑)
それをひとさじ、ﾋｮﾝに食べさせてやっていた。
ｲｪｿﾝﾋｮﾝは〜なんかキゲン良さそう。


KH「あの。ｲｪｿﾝﾋｮﾝ」

YS「んーー。なんだ？」

KH「今日、デートでしたよね。僕の今朝の記憶が間違いじゃなければ」


あ・・・もしかして、例の人魚姫と？
俺は知らなかったけど。ふぅん・・・それって今日だったんだ。
俺もアイスをパクつきながら、黙ってﾋｮﾝの反応を見る。


DH「おっ、そうだそうだ！そのわりには帰り早くない？」

YS「そうか？ん・・・そう、だな(笑)」

KH「もしかして、なにか粗相したんじゃないでしょうね。Aさんとやらの前で」

YS「してない。・・・多分」

DH「どこ行った？！そんで、なにしてきたのさっ？！」


ｷｭﾋｮﾝはどこか怪訝そうに。
ﾄﾞﾝﾍは中学生みたいな食いつきっぷりで、ｲｪｿﾝﾋｮﾝに詰め寄っていた。


YS「んーー。海行ってきたぞ。Aがそこに行きたいって言ったんだ＾＾」

KH「へぇ。海」

YS「ま、ドライブがメインみたいなもんだったけどな」


海辺までドライブ、なんて。
俺が想像するよりもずっとデートらしいことしてるなぁ、ｲｪｿﾝﾋｮﾝ。


海は、俺たちもこの前の写真集の撮影で行ったばかりだけどさ。
車の運転は俺も大好きなんだ。
助手席に女の子乗せて、ドライブデート。
正直、めちゃくちゃうらやましいよ・・・。


DH「そんでそんでっ？！」

YS「ん？」

DH「だからどんなことしてきたのさ〜？彼女とっ♪」

YS「あーー。車の中で、話したり・・・歌ったり・・・」

DH「う、うん」

YS「道に迷っちまったから〜近くのコンビニで飲み物買ったりしたぞ」

EH「ぶっ！！」


ｲｪｿﾝﾋｮﾝの回答・・・多分間違いなくﾄﾞﾝﾍが聞きたがってる答えじゃないと思うんだけど。
どこかボーーっとしたようなﾋｮﾝと、その一方で呆然とする俺たち。
て、てかさ；


EH「迷っちゃったの？！デートでっ？！」

YS「んーー＾＾」


気になる子と一緒の大事な場面で・・・そんなの(笑)


ｲｪｿﾝﾋｮﾝのブレない、マイワールド。
かっこよくて、俺笑っちゃいそう(笑)

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