十蓮夜 (ページ8) - 小説

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十蓮夜6 ページ8

あの恋に気づいたのはいつだったかな

妹が消えて親に捨てられた日

寒い日の夜にあの人にひろわれた

あの人がいたから僕は生きている

あの人が笑うから僕も笑う

身長が低くて服がブカブカでも嬉しかったし

僕が見上げて

あなたは僕を見て微笑む

あの日課が好きだったんだ僕は楽しみだった

抱き締めたり遊んだりしたよね

妹が見つかった時も喜んでくれたよねでも……

あなたはなぜ消えてしまうの？

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作者名：十夜いよ | 作成日時：2020年6月28日 0時