大事な話 ページ12
ある日、廉に『大事な話がある。』と言われて呼び出された
俺、なんかしたっけ...？もしかして別れるとか!?
そんなの嫌だ...っ！
永瀬『あ、A待たせて悪い。』
A『ねぇ...廉。俺、何かしたかな？』
俺がそう言うと廉は一瞬え？という顔をしたけどすぐに優しく微笑んで『いや？してへんで？』と言った
永瀬『今日はな？予約しようと思ってん。』
A『予約？』
永瀬『ほら、この頃先輩後輩、同期関わらず色んな奴から言い寄られるやん？Aって。』
否定はできない←
A『うん...まぁ、ね？』
永瀬『やから、婚約者って形にしとったら誰も寄ってこーへんかなって思ってん！いいアイディアと思わへん!?』
目を輝かせながら廉は言った
コンヤクシャ？...うーん...!?
A『え、婚約者!?え!?え!?』
永瀬『実は指輪も買ってんけど...』
買ってんのかーい
用意周到ですね、廉さんよ。
A『ま、まま、待って？私、まだ状況を理解出来てなっ…』
私が焦っていると廉はさりげなく私の左手の薬指に指輪をはめた
人の話はちゃんと聞かなきゃダメだよ!?って言いたかったけど指輪があんまりにも綺麗だし、それに、
廉もすごく嬉しそうな顔をしてたから言えなかった
永瀬『うん...！ピッタリやん！勘でサイズ言ったら当たったで！すごない!?』
うん、すごいけど怖い←
A『婚約者...か...今更だけどこんな私でいいの？』
だって、男装アイドルだし、口説き癖あるし...
勿論、廉が1番大好きだし1番大切だけど
廉を不安にさせちゃう事だってこれからきっと沢山あるし...
そう思い悩んでいると手にあたたかい感触があった
見ると、廉の手が私の手を優しく包んでいた
永瀬『「こんな」じゃないで？Aがええの！Aじゃないと俺があかんの！』
廉は真っ直ぐな目でそう答えた
嬉しくて、涙が溢れた
廉は私が泣いて焦ってたけど止めたくても止められない
だって今、最高に幸せなんだもん。
永瀬『A、俺と結婚してくれますか？』
今、この瞬間
A『はい...っ！』
私は廉の婚約者＝未来のお嫁さんになった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅莉。(プロフ) - 名無し35453号さん» リクエストありがとうございます！！頑張って書きます！！ (2020年7月11日 20時) (
レス) id: 195ca67f27 (このIDを非表示/違反報告)
名無し35453号(プロフ) - リクエストで廉くんが1日だけ女性になってしまって主人公が攻めるみたいな話が見たいです (2020年7月11日 19時) (レス) id: 7cae96bf4e (このIDを非表示/違反報告)
紅莉。(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！！泣これからも頑張ります！！(´；ω；｀) (2019年11月2日 17時) (レス) id: c419968677 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年11月2日 16時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紅莉。 | 作成日時：2019年11月1日 18時
