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目の前には、僕が興味を持って仕方なかった
な組が3人もいる。

そして、僕を守ってくれている。


冷や汗をかいて1歩ずつ後ずさりをする父。

いや、父だった人。




『任務を遂行させて頂いていいの?』

「他の使用人たちはどうする?」

「あぁ、よかったらうちで雇わへん?
みんな可愛ええし、うちで働かへん?って聞いたら
目輝かせて頷いとったでw」

『あとはこの男の子だね。
この子はさとにぃに任せるね。

私とジェルくんであいつをぶっ倒すよ。』




そんな会話が聞こえてきては
僕は考えてみた。

誰のご依頼なのかは知らないが、
これは檻から出られるチャンスだ。


それに、もう…守られるだけの人生なんて



懲り懲りだ。






「せんせー…」

「ん?どうした?蒼真。」

「父さん、殺しちゃうの?」

「あー……ごめんな。蒼真。」

「それ、僕に殺らせてほしい。」

「は……?正気か?!お前はまだ十分な未来がっ…」

「僕はもう出られたんだ。
閉じ込められてた狭っ苦しい檻から。

せんせー、その拳銃、貸して?」





苦い顔をしたせんせーは
拳銃を握り締め、渡してくれない。

お願い。せんせー。
お願いだから……



僕にケジメをつけさせてくれ……





『いいじゃない。さとにぃ。』

「Aっ…まだ13の子供だぞ!?
お前じゃねぇんだから…」

『その子もな組にいれれば?
そしたら殺したところで罪にはならないでしょ。』





せんせーと女の子が話してて
その後せんせーは僕に拳銃を渡してくれた。



初めて持つ拳銃は
重くて冷たくて、まるで

今の僕の心みたいだった。






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めあり(プロフ) - 冬凪さん» わぁぁ何処ですか!?そのお名前はめありの妹のお名前です…使わせていただいててそのまま打っちゃっかもです(´;ω;) 場所教えていただければ、訂正します! (2020年12月30日 13時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - いちさん» ありがとうございます!設定通りにいけてるかは不安ですが、頑張りますので最後まで見届けて頂けると嬉しいです(*^^)♪ (2020年12月13日 3時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
いち - 設定がしっかりしてて、かっこよくて面白かったです(誰目線)無理しないよう頑張ってください!見ます! (2020年12月13日 1時) (レス) id: b3b6872152 (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - ぷりんさん» 素敵なお言葉ありがとうございます!少しでも投稿できるように頑張っていきます!(´∀`*) (2020年12月12日 16時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - チョコさん» チョコさん!毎度毎度ありがとうございます!素敵な作品になるよう、頑張ります!(´∀`*) (2020年12月12日 2時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めあり | 作成日時:2020年12月10日 14時

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