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それからAは父から
殺しの基本を学ぶことになった。
帰る場所もないから、ということで
Aもな組に所属したが…
「A、凄いね…」
『え？そんなことないよ！
こうザシュッて！バシューッて！』
「あはは…」
きっと彼女には殺しの素質があったのかもしれない。
任務遂行時、目安としてどのくらい
時間がかかるかを計算してるんだけど、
彼女はその半分の時間で終わらすことが出来る。
俺より…俺より向いていると思う。
父も喜んでいた。
褒められて嬉しそうに微笑むA。
それを可愛がる父。
俺は多分、嫉妬していたんだとと思う。
一日たりとも怠ることなく、
鍛錬に勤しんでる俺と
数週間ばかりの経験で
全てをマスターしたA。
なぜ俺が次期組長なのかが、
分からなくなるくらい俺の方が圧倒的に弱かった。
でも、俺は父のある言葉で
自分を見つけ出せた。
**
ある日の夜、父に呼ばれた。
"竜胆の間"。
今じゃ俺の部屋だけど、
この時は父の部屋だった。
「お父さん、失礼します。どうかされました？」
「おー、守都。大丈夫か？」
「時間ですか？俺は大丈夫ですよ」
「違う違う。」
「ん？なんのことですか？」
「伸び悩んでそうだなって思ったんだよ。」
「…………やはり、分かっておられましたか。」
さすが、俺の父だ。
俺の事をちゃんと見てくれてたんだね。
俺がここ最近上手くいってないことを
知っていたようだ。
「お前に殺しの世界は、やはり似合わない。」
「そんなのっ…わかってます……！」
「お前は優しすぎなんだ。」
「それは……わかりません…」
「俺は戦法を変えてみてはどうかと思って
今日は呼んだんだ。」
「戦法…ですか？」
父の言ってる意味が
この時の俺は理解できなかった。
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めあり(プロフ) - 冬凪さん» わぁぁ何処ですか！？そのお名前はめありの妹のお名前です…使わせていただいててそのまま打っちゃっかもです(´;ω;) 場所教えていただければ、訂正します！ (2020年12月30日 13時) (
レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - いちさん» ありがとうございます！設定通りにいけてるかは不安ですが、頑張りますので最後まで見届けて頂けると嬉しいです(*^^)♪ (2020年12月13日 3時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
いち - 設定がしっかりしてて、かっこよくて面白かったです（誰目線）無理しないよう頑張ってください！見ます！ (2020年12月13日 1時) (レス) id: b3b6872152 (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - ぷりんさん» 素敵なお言葉ありがとうございます！少しでも投稿できるように頑張っていきます！(´∀｀*) (2020年12月12日 16時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - チョコさん» チョコさん！毎度毎度ありがとうございます！素敵な作品になるよう、頑張ります！(´∀｀*) (2020年12月12日 2時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めあり
| 作成日時：2020年12月10日 14時
