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さとみさんの謎発言に
わたわたしながらも着いていく彼女。
自由奔放で余裕あり気なさとみさんは
なんだか嬉しそうな表情をしている。
よりよってなんでAちゃんを……
ぽっかり空いた隣のデスク。
まだ全くと言っていいほど
荷物が片付けられてないデスクは
何故か冷たさを感じる。
こんなはずじゃなかったのに。
そんな言葉がまとわりついては取れない。
あの忌々しいピンクのおかげで
僕の新しい社会人生活が台無しだ。
僕はそのままイライラし続け、
物凄いスピードで仕事を終わらせた。
と、同時くらいにAちゃんが帰ってきた。
どうやら、あの忌々しいピンクは直帰したとのこと。
僕はすぐさま、
彼女の元に駆け寄っては、
その壊れそうな華奢な肩をがっしり掴んだ。
それだけ心配だったのっ！
「Aちゃんっ…！大丈夫でしたか！？」
『え？なにがです？』
「さとみさんに連れていかれちゃったから
僕心配で……」
『あはは、大丈夫ですよ
営業のお勉強に連れてって頂いただけですよ』
「良かったぁ…」
ホッと安心のひと息。
もし変なことでもされてたら、
僕、ビール瓶でぶん殴っちゃいますからね……
なんて思ってみる。
僕はこんなに心配して、
彼女の帰りを待ってたのに
当の本人は天使のような笑みと上目遣いで
僕の鼓動を早くさせる。
それ、わざとじゃなかったら
だいぶ罪、重めですよ？
「Aちゃん、この後予定ありますか？」
『え、ないですけど…』
きょとん顔も天使すぎるのは大罪だ。
こてんと首を傾げるのも大罪だ。
そして可愛いお顔、可愛い声も大罪だ。
君は大きな罪を犯してしまったね。
「呑み、行きません？」
さとみさんだけずるい。
僕だってAちゃんと一緒に居たいのに。
そんな一心で、
僕は彼女を呑みに誘った。
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めあり(プロフ) - チョコさん» なーくんはこの物語の中ではハイスペックシスコンの設定です(ﾉ∀`)ﾀﾊｰ (2020年11月29日 16時) (
レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - なーくんwww (2020年11月29日 14時) (レス) id: b8ba54da77 (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - はなさん» 素敵なお言葉ありがとうございます！モチベに繋がっております(照) (2020年11月23日 12時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - いやぁ、最高ですね…！！！るぅとくんの方も、さとみくんの方も見てるんですがキュンキュンしまくってます…！ (2020年11月23日 12時) (レス) id: f2ae236c6d (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - ( ・∇・)ﾊﾞﾅﾅさん» コメントありがとうございます！読んでくださってありがとうございます！嬉しいです！最後まで応援よろしくお願いいたします〜♪ (2020年11月7日 13時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めあり
| 作成日時：2020年11月7日 0時
