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ご飯を食べ終わったあと、
彼女を駅まで送ることにした。
小さくて可愛らしい彼女の手をキュッと握れば
ほんのりと頬を赤くさせる姿を見て
心臓が締め付けられるくらい、
ドキドキした。
「Aちゃん、
どうして僕を選んでくれたの?」
『莉犬くんに言われたの』
「莉犬?」
『"るぅとくんのこと見てあげて"って言われたの。
だからね、ずっと見てた。
そしたら実はタイピングめっちゃ早かったり、
周りのことしっかり見てたり、
実は裏で私の仕事、
サポートしてくれてたんだよね?
それが決め手かな。
本当にありがとうね、るぅとくん。』
「え、サポートの件バレてたの?!
え〜…なんか恥ずかしいなぁ……」
えへへ、と笑ってみると
彼女は握られた手の力を強めた。
そして、俯きながら……
『そういうところがね、す、好きっ…』
まって?
僕の彼女ってもしかして天使ですかね?
可愛すぎませんかね?
てかね、最初から可愛いの。
みんな、Aの良さを分かってない。
まぁ、僕だけが知ってればいいんだけどね?
「Aちゃん!」
『ん?どうしたの?』
「今度また、水族館行きません?
前回は"お出かけ"だったけど、
今回は……デ、"デート"で…///」
『んふふ、うん!行こうね!』
ふわりと笑うAちゃんは
もう天使みたいで。
僕が莉犬に"天使すぎる"って
メッセージで送ったことは
秘密にしておこう。
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めあり(プロフ) - チョコさん» なーくんはこの物語の中ではハイスペックシスコンの設定です(ノ∀`)タハー (2020年11月29日 16時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - なーくんwww (2020年11月29日 14時) (レス) id: b8ba54da77 (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - はなさん» 素敵なお言葉ありがとうございます!モチベに繋がっております(照) (2020年11月23日 12時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - いやぁ、最高ですね…!!!るぅとくんの方も、さとみくんの方も見てるんですがキュンキュンしまくってます…! (2020年11月23日 12時) (レス) id: f2ae236c6d (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - ( ・∇・)バナナさん» コメントありがとうございます!読んでくださってありがとうございます!嬉しいです!最後まで応援よろしくお願いいたします〜♪ (2020年11月7日 13時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めあり | 作成日時:2020年11月7日 0時