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カーテンの隙間から溢れる朝の光で
目を覚ました。
22歳の朝を迎えた。
時計を見ると9:00を回っていた。
あ、そろそろ準備しなきゃなぁ〜…
今日はさとみさんのお家に
お邪魔することになっている。
着替えて化粧してその他諸々準備して……
よし、完了!
私は靴を履いてさとみさんのお家に向かった。
ピンポーン
家のチャイムを鳴らすと中から足音が聞こえてくる。
「はいはい、上がって上がってー」
『お邪魔しまーす』
リビングに入ると大きな音ともに
視界がカラフルになる。音の正体はクラッカー。
『ちょ、びっくりしたぁ〜…』
「んふふ、お誕生日おめでとう、雛瀬。」
『もう…ありがとうございますw』
「これ、誕プレ。」
『わぁ、ありがとうございます!』
開けてみると、そこにはピンク色の財布。
ピンク色の物を持ったことが無かったので
少し新鮮で嬉しかった。
それにこの色、さとみさんが好きな色だったよね。
お兄ちゃんから貰ったみたいで嬉しいな。
『お財布欲しかったんです!』
「お前ボロっちい財布使ってたもんなw」
『は!?酷いです!!』
「ごめんごめんwまぁ、使ってよ。」
『ありがとうございます!さとみさんの色〜♪』
「…俺の好きな色って知ってたんだな、どういたしましてw」
その後、さとみさんにビーフシチューを作った。
さとみさんは美味しそうにもぐもぐ食べて
作った私も嬉しい。
この後、莉犬さんとスイーツ食べに行く。
楽しみだな。
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財布 『いつでもあなたと一緒にいたい』
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みかさ(プロフ) - とても素敵な小説でした! (2020年8月11日 1時) (レス) id: d74848b20e (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - 優@青い彗星さん» 読んでいただいてありがとうございました!! (2020年8月2日 9時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
優@青い彗星 - めちゃくちゃ素敵な作品でした。ありがとうございます!見てて幸せな気持ちになりました! (2020年8月2日 6時) (レス) id: 54313a5dac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めあり | 作成日時:2020年7月8日 15時