【stxxx】SeaSide Princess 〜extra story〜

◆ わたしのBirthday ページ33

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9月14日。
私は本日、22歳になる。

苺谷に来て初めての誕生日。

そして現在時刻は0:00丁度。
少し肌寒い空気の中、私は海の近い公園に行く。

公園の近くになると公園から手を振る人影が見えた。

私はその人影の元に小走りで向かえば
相手はふわっと自分のカーディガンを掛けてくれた。



「寒かったろ？ごめんな、こんな時間に。」

『あぁ、いえ。大丈夫ですよ、ジェルさん。』



無事、ジェルさんと合流して
公園のベンチに2人で腰を掛ける。



「お誕生日おめでとう、22やったよな？」

『そうですよ！えへへ』

「これ、プレゼント。開けてみ？」

『……腕時計！これ欲しかったやつ…！
ありがとうございますっ！』

「あはは、ええよええよ。
前に欲しがってたの覚えててんw」

『嬉しいです…//』

「……お前ほんま可愛ええなぁw」



頭を優しく撫でてくれるジェルさんは
ふわっとした笑顔で私を見つめてくる。

普段仕事あんまできないのに
こういう女心とかはわかるのずるいよね。


身長も高いし、声もかっこいいし、
スペックも高いジェルさん。


そんな人から素敵なプレゼント。
本当に嬉しい。



それから2時間くらい話して
ジェルさんは家まで送ってくださって
笑顔で手を振ってくれた。


本日はお仕事は完全にお休み。
私の誕生日だからってなーくんが
会社をお休みにしたんだよねw


10:00からさとみさんのお家に
ご飯を作りに行くから帰って寝よう。






生まれてきた中で
最高の誕生日になると願って＿＿＿




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腕時計 『あなたと同じ時間を刻みたい』

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