検索窓
今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:6,266 hit

インパクト抜群の志麻さん ページ10








む、次は俺か。

武装探偵社社員の国木田独歩だ。


申し訳ないが仕事が山積みでな。

早めに切り上げてもらいたい。


うむ、三島由紀夫さんのことか。

俺はそこまで親しい訳では無いが...。

それでもいいなら。




























俺が志麻さんに初めて会ったのは入社して2日目のことだったと思う。


すまない。明確なことは覚えていないんだ。


初めはなんていい加減で、なんて煩い人なのだろうと思った。



でも腐っても俺の上司。


あまり関わらないようにしつつ、俺は俺の仕事をしていた。


だが、ある日だ。

俺は社長に言われた。


『志麻について行き、仕事を学べ。』と。

嫌々ながらついて行った。


そこで見たのは志麻さんの強さだ。


志麻さんは異能力を使わなかった。


使っていたのは己の頭脳と体術だけだった。


俺はただ見ているだけだった。


あの人は強い。強すぎる。


俺はあの人を尊敬している。

とてもできる人だ。





む?あぁ。志麻さんの異能力を見たことは無い。

きっと社員全員見たことはないと思うぞ。

志麻さんは自分の異能力を嫌っているそうだからな。



あぁ、そういえば、志麻さんは言っていたぞ。









自分の異能力はあらゆる異能力の中でも強いと。



















『とても素直で純粋な可愛い坊やだ。』

インパクト抜群の志麻さん→←インパクト抜群の志麻さん



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
21人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:右腕に筋肉 | 作成日時:2017年4月5日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。