インパクト抜群の志麻さん ページ8
・
妾の名前は与謝野晶子。
武装探偵社の社員、そして専属医で異能力〖 君死給勿〗の持ち主だ。
今日は妾の機嫌が良いから三島由紀夫の話でもしてあげようかねェ。
・
・
妾が三島由紀夫と初めて会ったのがいつだったかは詳しくは覚えていない。
だけど、仲良くなったのは武装探偵社設立してからだと記憶しているよ。
武装探偵社での依頼を基本的1人でこなしている彼は、危険な任務に挑むことが多い。
いつも妾はハラハラしながら彼の帰りを待つ。
だがいつもその心配も杞憂に終わる。
志麻が怪我をして帰ってきたことは一度もない。
むしろ、依頼主からお礼に。と追加料金を貰って帰ってきている。
そして、その追加料金は志麻のボーナスとなっているわけだが、いつも志麻は変なことに使ってしまう。
そんな人だから、妾も必要以上に気にかけてしまうのかもしれないねェ。
...え?好きなのかい?だって?
アハハ、アンタも可笑しな事言うねェ。
そんな事......あるわけないさ。
・
・
『とても愚かで可愛らしい、弱い子だ。』
21人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:右腕に筋肉 | 作成日時:2017年4月5日 15時