インパクト抜群の志麻さん。 ページ1
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僕はため息をついて、苦笑いをしている。
僕の上司の三島由紀夫さん、こと志麻さん。
三島『はぁあー!!!!それが貴様の力か!』
国木田『すみません、くっ…、俺はここまでです…!!』
中二病全開。
書類関係の仕事は殆どしない。
働いているところなど、見たことがない。
この間の1件で乱歩さんのあの態度を誰も咎めない理由が判った。
だが、まだ僕は
太宰さんに聞いたとしても、いつも顔を顰めて
『普段は碌でもない男だ。』と云うばかりで異能力のことも何も教えてくれない。
なので、書類を整理している谷崎さんに聞いてみた。
中島『あの…、谷崎さん。志麻さんって…。』
谷崎『ああ!志麻さんね。あの態度だと少し
普段はあんなのだけど、やるときはやるンだよ?』
正直、やるときはやる。が信用出来なかった。
だが、『近々見れると思うよ。じゃあ、仕事だから。』と云うと谷崎さんは書類を持って探偵社から出て行ってしまった。
僕も仕事をしよう。そう思い、席に座った時。
三島『敦君〜、
恐らく初めての会話。
入社試験の時には社長と一緒に居て、ルービックキューブをやっていた。と云うから。
中島『お誘いは嬉しいんですけど、僕期限明日の書類作成がまだ終わっていなくて……。』
国木田さんから渡された
期限までに終わらなければ、国木田さんからのお仕置きが待っているだろう。
三島『え〜〜、別にいいよね〜?国木田君。』
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作者名:右腕に筋肉 | 作成日時:2017年4月5日 15時