【モブサイコ100】霊とか相談所で掛け持ちバイトはじめました。【霊幻新隆】

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「550円になります」

「はい」

「550円丁度お預かりします。」

レシートはいらない。毎回丁度でお金を出してくれる。いつも同じ種類のたこ焼きを買っていく。

「毎度ありがとうございます」

「どーも」

私が彼について知ってるのは、それくらい。
名前も、好きな人の有無とかも、何にも知らない。
だけど、一目惚れだった。
清潔感のある見た目とか、落ち着いた声とか。好みだった。見た目で落ちるなんてばかみたいだけど、それでも好きだった。
なんとなく、けれど確実に。

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はじめまして。しかくです。初めて長編を書かせていただきます。短編もやっていますので、良かったらそれも一緒にお願いします。
※誤字、脱字等あればコメントでお知らせいただけると助かります。

モブサイコ短編集やってます。良かったらこちらも。モブと霊幻さん夢中心になります。リクエストによっては他キャラ書く可能性もあります。→http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Sikaku10031/

(2016.10.8)執筆状態：連載中