序章 ページ2
一体何から話せば良いだろうか。
長い月日を経て私も少しずつ忘れてしまった。
思い出を語ろうにも同じ戦乱を生き抜いた人はもう殆ど居ない。
瞳を閉じてゆっくりと思い出に触れた時、一番に浮かび上がるのは燃え盛る炎の柱。
二番目に浮かんだのは共に戦った仲間達。
三番目、最後に浮かんだのは彼の後ろ姿であった。
思えば私は彼の背中ばかり見ていた気がする。きっと私はその背に追いつきたくて必死だったのだ。
私は彼の最期を看取る事は出来なかったが今でも彼の信念を胸にこうして生き長らえている。
全てを語るには私の老いたこの身体では事足りない。
だから、まずは一人の少女の話からするとしよう。
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月ヶ瀬ましろ(プロフ) - すももさん» ありがとうございます!!あの2人良いですよね、同志が見つかって私も嬉しいです!!! (2017年7月24日 0時) (レス) id: b30e496864 (このIDを非表示/違反報告)
すもも - とても面白かったです〜!私ものぶさぶ大好きです(≧∇≦)かわいいですよね!! あんまり二人の推し、居ないんですよね〜(つД`)ノ (2017年7月22日 17時) (レス) id: f8834efd1a (このIDを非表示/違反報告)
銀時豆(プロフ) - lying dollさん» そうでしたね(^^)気をつけます (2016年4月3日 12時) (レス) id: a770d2a664 (このIDを非表示/違反報告)
lying doll(プロフ) - 銀時豆さん» 気を付けてお帰り下さい〜お家に帰るまでが旅行ですよ( ˘ω˘ ) (2016年4月3日 10時) (レス) id: 9b1d9c93d0 (このIDを非表示/違反報告)
銀時豆(プロフ) - lying dollさん» なんとか今の所持ちこたえてますσ^_^;明日あたり帰るかなという感じです(ー ー;) (2016年4月2日 21時) (レス) id: a770d2a664 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:lying doll | 作成日時:2016年3月20日 22時