やっぱりマイペースな彼女。【T.Fujigaya】 (ページ8)

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ちゅー。ページ8

藤「いつまでそうしてんだよ」

「だって恥ずかしいんだもんっ」

一瞬顔を上げたかと思うと、また隠した。

藤「こっち向いてよ」

「やだっ」

プイって顔逸して俺に背を向ける。

おいおい。

結構ショックだぞ。

藤「もう無理矢理するからな」

「わっ、きゃっ」

Aを抱きかかえてベッドに座らせる。

Aの上に跨ってじーっと見つめると、真っ赤な顔してプイって顔を逸らす。

そんな顔も堪らなく愛しくて、全部抱きしめた。

「たいっ」

バタバタ動く足を押さえて、身体を離して見つめる。

真っ赤な顔に我慢なんか出来なくて

藤「やっぱ1番好きだわ」

「たい………んぅ…」

優しく、でも噛み付くようにキスする。

暫くすると、Aの唇を割って舌をねじ込む。

最初は逃げ回ってた舌が俺に応えてくれるから、

また嬉しくなる。

「ふぅ…んんぅ…」

苦しくなったのか俺の胸をトントン叩いてくる。

少し目を開けると、

うるうる涙が溢れて目の横を滑り落ちて行く。

可愛いなぁ。

「ふっ……」

ふぅふぅ言ってるAから離れる。

はぁはぁ荒く息をするAの目には涙。

ちょっとやりすぎたかな？

でも可愛すぎて止まんなかったし。

俺も男だし。

好きな人の可愛いとこなんか見たら止まんなくなるし。

藤「ごめんな。苦しかっただろ？」

そう言って頭を優しく撫でると、

「大丈夫だよ」

首を1回横に振って、ニコッと笑う。

ピンクの頬にちゅっとキスすると、ふふって嬉しそうに笑った。

可愛い。

藤「やべぇ。ちょー好きだわ」

隣にいるAをぎゅーって抱きしめてそう言う。

「あたしもたいのこと大好き」

そう言って俺の背中に手を回した。