こじらせ女子 、恋の実らせ方 。

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藤「おぅ 。どした ？ こんなとこで」


「わ 、藤ヶ谷くん」




ん ？ って首傾げてこっちを見てる藤ヶ谷くん 。




藤ヶ谷くんは私の同期で 、

会社の中でも同じく同期の北山くんと

1 、2を争うほどのイケメンでモテる 。




若い後輩ちゃんたちも目をハートにしてしまう程 。





そして 、私の気になってる人 。




藤「何かあったの ？ 」


「…いや 、何でもないよ」





そういうと 、そう ？ って言って

どこかに行っちゃった 。





ため息ついてる私を見て来てくれたとか ？




……いや 、自惚れるな 。




あんなモテるイケメンが私に気があるはずがない 。





そもそも藤ヶ谷くんは 、

誰にでも優しいし 、何にでも気が付ける 。






そういうことだよ 。



私なんて眼中に無いよ 。





そもそも 、こんなこじらせてるおばさんになんて

興味あるはずがない 。

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