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○お目覚め。 ページ6

「んん…」




目を開けるとたいちゃんが居て、

天井は寝る前に見る景色で。



手はたいちゃんに握られてて。




…なにこれ。


覚えてない。何も。



私、どうなったの?






藤「A、起きた?」


「たいちゃん、これ…」


藤「お風呂場からおっきな物音がして見に行ったらAが倒れてたんだよ」


「え…」




うそだ…全く覚えてない。




藤「俺が居たからよかったけど居なかったらどうしてたの」


「えっと…」




そりゃあ怒りますよね。はい。



いつものたいちゃんの目じゃなくて。


ああ、怒られてるんだなって感じる。(怒られてるやつの感じることじゃない)






藤「ほんとに心配だったんだからね、わかってる?」


「はい、重々承知してます」


藤「絶対わかってない」


「…ごめんなさい」





もうってほっぺを膨らませるたいちゃんに

不覚にも可愛いと思ってしまった。




(ほっぺ触りたい…)


(食事制限禁止)

○あの頃。→←○あれれれ。



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作者名:たまゆう | 作成日時:2017年12月25日 1時

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