たいすけと私。

○痩せる。 ページ3

「……いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！！！！」




あまりの出来事にお風呂場で奇声を上げる。



藤「ど、どうしたの！？」


「…太ったぁ！！！！」


藤「…え？」





そうです。私、太りました。


これじゃあアイドルの彼女は出来ません。




「え？じゃないよ！！太ったんだよ！！！」


藤「そんなことないよ」


「だめ！甘やかさないで！」





半泣きになりそうです。


これじゃあ愛想尽かされちゃう。




……そんなの絶対いやだ！！！！！！






「よしっ」





私、ダイエット開始します。









「はい、どーぞ」


藤「いただきます」


「いただきます」




痩せるからにはまず食生活から！

ということでいつもの量の半分にしました。




藤「ねぇ、」


「….はい？」


藤「量、少なくない？」





私の前にあるほんの少しのご飯とおかずを指さす。




「…そんなことないよ？」


藤「いつももっと食べてるじゃん」


「そんなそんな！！いつもこれだよ」


藤「そうだっけ？」


「ええ、ええ！！！」





やべぇ。


太った、とは言ったけどダイエットするって言ったら

絶対止められるから言えない。







(たいちゃんは私に甘いんだから。)


(やっぱり変。)

○あれれ。→←○いつものたいちゃん。

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