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ジャニーズってことがわかって、しかもそれが藤ヶ谷太輔だってことが告げられて
散々びっくりさせられた今日。
色んなことがありすぎた。
「もう、何が何だか…」
結局あの後ふらふらだった私をタクシーに乗せて家まで送ってくれた彼。
知らない間に番号交換してて、びっくりさせられた次の日。
起きたら携帯に知らない番号。
"藤ヶ谷太輔"
「いつの間に……?」
きっとタクシーの中で爆睡してた私の携帯に入れたのだろう。
「もう、わけわかんないよ…」
それからちょくちょく彼から連絡が来るようになって、
仲が良くなった頃。
藤「話があるんだけど」
そう言われて指定された場所に行く。
その頃は太輔くんって呼んでたっけ。
「どうしたの?太輔くん」
私も太輔くんのことは好きになってた頃で、
いつ言おう、言ってもきっと、ってモヤモヤしてた頃だった。
藤「付き合わない?俺ら」
「…え?」
藤「だから付き合おう?」
「……!!!」
その瞬間頭が真っ白になって、それからはよく覚えてない。
気付いたら彼の家に居て、気付いたら朝になってた。
「これは…」
藤「あ、起きた?」
「……え!?」
ベッドから起き上がって頭を抱える。
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作者名:たまゆう | 作成日時:2017年12月25日 1時