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グルッペンさんことボスと会ったのは私が捕まった日以来のことだろうか。
それは遡ること20分前。
鬱さんから聞かされたヴァステのことのあと、鬱さんから私は呼び出された。
「Aちゃん、グルちゃんが話があるらしいで。詳しくは聞いとらんけど、今回のヴァステのことで何かあるらしいんよ。今から行ってくれへん？」
そして今に至る。
興味があるの一言だけで今の状況に陥れられた私からすれば、ボスは自分の興だけで人を弄ぶ人という認識でしかない。
『Aです。お話があると伺い参りました。』
「入れ」と短く返事をされ入室する。
書類が積み重ねられた机に少しホコリが積もった棚、綺麗とは言い切れない部屋だったがどこか甘い香りがした。
「今日は少し話しがあってな」
何か言いづらそうに話すボスは少し不思議だった。はい、とだけ返事をすると、何もしないから安心してくれとソファに座らせてくれる。
『ヴァステのことと伺いましたが…』
「ああ、それは嘘だ。個人的に聞きたいんだが、お前に家族はいるか？」
家族…？
突然いなくなった私を家族が心配しているんじゃないか？という話なのだろうか。そんなわけがない。捕まえといて今更だ。
『家族ですか。いましたよ』
どうせ身分は洗われているんだろうと思い、いました。と過去形で答える。
「今はいないということか？」
『そうですね、正確には両親は幼い頃他界してしまい、私を育ててくれた老夫婦も他界してしまいましたので、、』
「そうか。」
『ですが……もしかしたら兄はいるかもしれません。』
「どういうことだ？」
『私には兄がいたんです。もう顔も声も覚えていませんが…どこにいるのか生きているのかも分かりません。』
「生きていると信じているのか？」
『生きていて欲しいです。今まで何度も探して来ましたが何の情報も得られませんでした。死亡したという情報も一切ないので、出来れば会いたい…と思っていますよ』
どうしてここまで話してしまったのだろうか。弱みを握られて困るのは私の方なのに。
もしかしたら……と期待してしまっている自分がいた。
「つらい話をさせてすまなかった。兄のことはこちらでも調べてみよう。」
私が寂しい顔をしていたからだろうか。ボスはすまなかったと頭をポンポンとした。
もう戻っていいぞ。と書類に手を戻すボスに何でそんな顔をしているのかはどうしても聞けなかった。
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ぺ助(プロフ) - #ゆー@元祖みぃーちゃん(?)さん» 語彙力の低下が…！！！ゆーさんありがとうございます！！めちゃ雑いですが嬉しいです！！ (2020年10月25日 20時) (
レス) id: 85e72a327d (このIDを非表示/違反報告)
#ゆー@元祖みぃーちゃん(?) - え?絵うんまぁ､､､！！ かっっけぇ､､､いや、かわよす､､､(?)w えー、すごぉ､､､w (2020年10月25日 19時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)
ぺ助(プロフ) - 道端にいるロイドさん» めちゃくちゃ嬉しいです…！！ロイドさんありがとうございます！！ぼちぼち更新ですがよろしくお願いします！^^ (2020年10月24日 19時) (レス) id: 85e72a327d (このIDを非表示/違反報告)
道端にいるロイド - 夢主のノリとか話の内容とかめっちゃ好きです！(語彙力の低下)更新気長に待ってます！ (2020年10月24日 11時) (レス) id: 20dc08c091 (このIDを非表示/違反報告)
ぺ助(プロフ) - #ゆー@元祖みぃーちゃん(?)さん» ゆーさんコメントありがとうございます！きちゃー！頑張ります！！w (2020年10月20日 23時) (レス) id: 85e72a327d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺ助 | 作者ホームページ：https://twitter.com/pesuke077?s=21
作成日時：2020年10月16日 23時
