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なくなりそう ページ32

「ゆうちゃあああああ!!!!!」

教室でゆうちゃんの姿を見つけた途端、猛スピードで駆け寄って抱きついた。



「今度はどうしたの」

ゆうちゃんはあからさまに呆れた顔をした。


くそぉ!そんな顔をしてーー!!!

恐怖のよもや案件なんだからね!!!



顔を近づけて小さな声で教える。

「冨岡が前世覚えてた…!」


「だろうね」

真顔で言われた。


え??なんでそんなに平然としてるの???



「ま、またしごかれるかもよ?」

「しごく理由がないでしょ」


ゆうちゃんの言葉にはっとした。



言われてみればそうだ。


この時代に鬼はいない=鍛えてもらわなくていい

つまり、ボコボコにされる……と怯える必要は無いのか!!!



「わあ!ゆうちゃん頭良い!!」

「違うよ。Aがうっかりしてただけだから」

「……てへ!!!!」


我ながら気持ち悪い笑みを浮かべながら席についた。



でも、そうか!

暴力で解決されないのは良い事だ!!


……うん。

前世で同じ時代に生きた人と接したくない理由が無くなってきた気がする。

しごかれないからなあ…。


しごかれなかったら普通に人として仲良くなれ……いや!!

いやいやいや!!!!


けどあの人達と今から仲良くする必要はないな!!!

可愛い子は別!!


よし、終わり!!!!


強制的に思考を終了した。







この学校、施設はすごく綺麗なのになあ…。

そんな事をぼんやり考えながら体育のウォーミングアップのために走っている。


そう。キメツ学園は未だに体育の時、女子のブルマの着用が義務付けられている。

意味分からん。


走るのは苦じゃないけどこの格好は苦です。



あ、けど走るのが辛い子もいるのか。

前を走ってる子、すごくふらふらしてる。



……いや、さすがにあれはやばくないか??


スピードを上げてその子に近づいた。

声をかけようと口を開いた。



同時に何かが右から高速で近づく気配がした。

おっと!?!?!?

咄嗟にその子を庇うように、大きく踏み出す!



ボゴォッ!

強い衝撃が頭に来て、意識を手放した。

美女と少年→←▽紅葉△



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設定タグ:鬼滅の刃 , キメツ学園   
作品ジャンル:アニメ
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彩羽_Iroha.(プロフ) - 雛子さん» そうだったのですね…!教えて頂きありがとうございます!これからも応援しています!良かったら仲良くさせていただけませんか…?m(*_ _)m (2019年11月5日 0時) (レス) id: 5b9a02ba17 (このIDを非表示/違反報告)
雛子(プロフ) - 彩羽_Iroha.さん» ありがとうございます!背景画像の水玉模様のことでしょうか??デザイン設定の背景画像で選んでます!これは2ページ目にあります〜 (2019年11月4日 18時) (レス) id: 3004313f3e (このIDを非表示/違反報告)
彩羽_Iroha.(プロフ) - こんにちは!はじめましてです。内容も最高でした、やっぱりキメツ学園いいなあ〜。ちなみになんですけど、背景のやつってどうやってますか、? (2019年11月1日 23時) (レス) id: 5b9a02ba17 (このIDを非表示/違反報告)
雛子(プロフ) - 鬼滅Loveさん» 笑ってくださって嬉しいです(照)頑張ります!! (2019年9月2日 23時) (レス) id: 3004313f3e (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅Love - え?なんですか?最高すぎません?笑いすぎてお腹痛いです!続きが早く見たいです!頑張ってください。 (2019年9月1日 23時) (レス) id: 001f58aed0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雛子 | 作成日時:2019年8月7日 16時

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