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不意に鳥を止めて降りたかと思えば、耐えるとこなく彼女の氷での攻撃がAに浴びせられる。


彼女が止めたばかりの鳥は、ボロボロに砕け落ちていった。それだからさっき降りたのか、なんてAが考えていると氷のため普通よりも鋭利になっている凶器によって彼女の体に真っ赤な傷がつく。







『…よそ見する癖、やめよう』


「こちらからしたらありがたいわ」







いくらAの魔力が人より何十倍も多くても、流石に休む間のない魔法や先程の七星剣(グランシャリオ)によってそこそこ体力がなくなってきた。


ちなみにこの間にもそれぞれの間には魔法が飛び交っている。





きっとここで彼女を仕留めないと、誰かが自分の代わりに相手になってしまう。


Aは、彼女に純粋な術式が通じるのかもわからないため、今何がなんでも倒さなければ…という思いを持っていた。







『…また!?』







かと思えば、先ほどと同じように鳥を作り出し飛びだす。


上の階へと登っていくのを見て、魔力をたくさん使いそうだなぁなんてAはため息をつく。







『…もうちょっと頑張ってね、』







先ほど作り出し、遠くへと待機させていた鳥を呼び寄せ彼女の後を追っていく。


自分を鼓舞するかのように、Aは自分の頬を両手で叩いたのだった。









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なんなん(プロフ) - 杏莉さん» ほんとうですか………めちゃめちゃめちゃめちゃ嬉しいですありがとうございます泣!!!! (2021年3月12日 21時) (レス) id: c1887ad742 (このIDを非表示/違反報告)
杏莉 - ふわああああ! 面白いですっ! 更新楽しみにしていますね! (2021年3月12日 18時) (レス) id: 8bbf1cd05e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なんなん | 作成日時:2021年3月4日 16時

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